福岡県トライアスロン連合
第5回日本ジュニアトライアスロン選手権 大会報告
千葉智雄

福岡県トライアスロン連合の皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。
本日、岐阜県長良川で「ジュニア選手権」が開催され田中敬子選手が準優勝しましたので報告させていただきます。

スイムのスタート後バトルにはまり、折り返し手前で先頭集団に追いつきスイムを3番でフィニッシュしました。
バイクのスタートで3人の集団を作り、昨年優勝者の松本夏季選手にバイク終了時に48秒差をつけランに入りました。

スタート後先頭にたち、後続をどんどん離し単独首位になり松本選手から必死に逃げていました。
しかし2.5キロ地点で追いつかれましたが、その後も必死に食らいつき最終的には58秒離されての準優勝でした。

昨年のこの大会では松本選手のランに2分51秒離されていたのですが、今年のランは1分14秒差になりました。収穫ありです。

9月15日の「インターナショナルトライアスロン上海大会」、11月の「アジア選手権」、12月の「世界選手権」に参加決定しました。
またこれからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。

第5回日本ジュニアトライアスロン選手権 参戦記

チーム・ゴーヤー 田中敬子
田中敬子 選手

こんにちは。
福岡県トライアスロン連合に所属しながら沖縄県に拠点を移し『チーム・ゴーヤー』でトレーニングをしています田中敬子です。

今年の3月高校を卒業後、北九州から沖縄へ引っ越し、北京オリンピックを目指して頑張っています。
8月3日に岐阜県長良川で開催されました「第5回日本ジュニアトライアスロン選手権」に参加しましたので参戦記を書かせて頂きます。

まず、なぜ沖縄へ拠点を移したかをお話しします。
ちょうど一年前の「日本ジュニアトライアスロン選手権」で3位に入り、「アジア選手権中国大会」、「世界選手権メキシコカンクン大会」にジュニア代表として参加させていただきました。
その前後にトライアスロンのトレーニングを一緒にさせていただいたのが沖縄の『チーム・ゴーヤー』で、メンバーが楽しく、環境が最高で、楽しんで参加していたトライアスロンから「競技としてトップを目指したい」という気持ちにさせてくれた環境が沖縄にあったので、高校卒業後に迷わず沖縄行きを決めました。

今回、参加したジュニア選手権は沖縄に引っ越してちょうど5ヶ月がたち私自身とても楽しみにしていた大会で、スイム、バイク、ラン共にしっかりとしたフォーム修正、トレーニングが積めていましたので自信を持ってレースに挑む事ができました。

スイムスタート後はバトルにはまり出遅れてしまいましたが、慌てず上がっていき3位でスイムをフィニッシュする事ができました。
バイクに入り3人で集団をつくり上手くローテーションができ、昨年優勝の松本選手に48秒の差をつけてランに入りました。
昨年のこの大会では松本選手のランから3分も遅れていたので、松本選手には1分30秒の差をつけてランへ入りたかったのが本音です。

今回のテーマとしては『優勝する為の積極的なレース』でしたので、ランに入り積極的な走りをし、とにかく逃げる事だけを考えてレースを進めました。

チーム・ゴーヤー 集合写真

ランスタート後トップに立ち、2周回するコースのちょうど1周目が終わる所で松本選手に追いつかれてしまいました。
その後200m並走しましたが(昨年はまったくついていけませんでした)、少しずつ離されてしまい2位でフィニッシュしました。

ランは一番調子が良かったので落ち着いて走ることができ、今年のランタイムは松本選手に1分40秒差まで詰める事ができ大きな自信になりました。

優勝を目標としていた中での準優勝でしたが、この5ヵ月間で付けた力は全て出し切る事ができた納得のいくレースでした。

今後は9月15日に上海で行われる「インターナショナル大会」と11月の「アジア選手権インド大会」、12月の「世界選手権ニュージーランド大会」の参加が決まりました。
アジア選手権では優勝を目指し、世界選手権では先頭集団でレースが進められるように頑張っていきます。

9月の「トライアスロンフェスタ」では1年ぶりの福岡でのレースになりますのでとても楽しみにしていますし、レースを楽しみたいと思っています。
ただ楽しむだけではなく、福岡の皆さんに私の成長ぶりを見ていただけたらと思います。
8月6日より3週間、長野県で世界選手権へ向けた合宿に入ります。
怪我をしないように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。

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